1. 一列走行
§1.1 鉄則
鉄則1 車間は広く取る
平地では最低自転車1台分(2〜3m)は開けるように。
不意に前の人がブレーキをかけたときなど、前の人との衝突を避けるためである。
車間距離はスピードに比例して広く取りましょう。

鉄則2 交通量が多い国道では、自転車4,5台おきに60m以上の車間を入れる
車両が自転車を追い越しやすくするためです。

鉄則3 走りながら何か他のことをしない
走行中は路面の状況や車両の動きなど、
走行の安全に関わる事に優先して注意を向けましょう。
注意散漫になると危険の兆候を見落としたり、
事態の変化への対応に遅れが出ます。
[実例]K君(当時2年目)
T.T.の練習が終わったあとに、走行中携帯電話を何度もかけたがつながらず、
よそ見をしていたところ駐車車両に衝突した。
鉄則4 隊と隊同士の追い越しは原則的に禁止
ただし、隊と隊の速度の差がはっきりしていて、
走行に何らかの支障があるときには、
追い越しを認めます(後ろの隊がふらふら運転する羽目に陥ってしまうため)。
追い越しには常に接触事故を起こす可能性があるので、
以下の手順に従って追い越すこと。
- 車両がいないことを確認する
- 隊員1人1人に速度を早められるか確認する
- 前の隊に追い越すことを伝える
また、追い越しに際しては次の点に注意すること。
- サイドバッグをつけている場合、接触しないように十分気をつける
- 追い越した後での急な減速はしない
- 追い越す隊のトップは追い越した隊とある程度の距離が開くまで速度を落とさない
§1.2 隊員心得
- 救急セットの携帯とその正しい使い方の把握
- 工具・予備パーツの携帯とその正しい使い方の把握
- 十分な車間の確保
- SAFETY NOTEの熟読
- 前の人のパッキング状態への注意
- 体調が悪化したときの隊長や他の隊員へのアピール
§1.3 オーラス心得
- 隊列より少しだけ車道よりを走る
- 手信号は車にアピールする
- 故障者・怪我人を安心させる
- 先に行ってしまった隊員との連絡・報告をする
- 怪我・故障の状況
- 具体的な待ち合わせと時刻
- 人に頼むときはメモを書いて渡す
- 忘れ物の確認
- 隊員の走行状態のチェック
- 救急セットの携帯
§1.4 トップ心得
- 道路の状態、隊員の状態に合わせたペースで走る
- 後ろをちぎっていたら待つ
- 手信号は3秒以上前、30m以上手前で出す
- 狭い横道に出入りする車両にも注意
- 歩道を走るときは、対面自転車にも注意
- 前隊と後ろ隊の打ち合わせを忘れずに
- 状況が分からないときは止まって後続も止めさせる
- 後ろ隊のトップは、前隊に近づき過ぎないように心がける(大きな車間をとる)
- 大きな車間
- 車が隊列の追い越しをスムーズに行っていない場合は、
車が一度隊列間に入れるように、前後隊の間隔を60mくらい取る。
そうでない場合は、自転車同士の追突防止のクッションとして、約10mの車間をとる。
街中の場合は、合流地を決めて前後隊別々に走る方法もある。